中締めの挨拶の例文集 | ビジネスの懇親会や忘年会でどうスピーチする?
中締めの挨拶を担当することになったとき、どのように挨拶していいかわからないと悩む人も多いのではないでしょうか?
筆者自身も、会社の懇親会や歓送迎会で突然「中締めをお願いできる?」と振られ、何を話せばいいのか頭が真っ白になった経験があります。
事前に例文を知らなかったため、必要以上に長く話してしまい、場の空気を微妙にしてしまったこともありました。
そうした経験から、「中締めは内容よりも役割を理解することが大切」だと実感しました。
本記事では、中締めと締めの違いから、立場やシーン別の具体例文まで網羅して紹介します。
中締めの挨拶とは
中締めの挨拶は「場を整え、次の流れに自然につなげる」ために欠かせない役割を持ちます。
特にビジネスの場では、時間管理や雰囲気づくりに直結するため、正しく理解しておくことが大切です。
ここではまず、中締めと締めの違いや目的、そして実際の挨拶の構成について整理していきます。
目的とタイミング
中締めの挨拶は「まだ続く場に区切りをつける」ために行います。
例えば、一次会から二次会に移るタイミングや、遠方から来ている人が先に帰るタイミングが該当します。
目的を理解して挨拶すれば、場が自然に引き締まり、全体の雰囲気も整います。
基本の構成
中締めの挨拶は、以下のようにシンプルな構成で十分です。
- 冒頭の挨拶(参加者への感謝)
- 今日の会の意義や成果を一言でまとめる
- 締めの言葉(今後の期待やエール)
長すぎると雰囲気が崩れるため、1~2分程度で区切るのが理想的です。
締めの挨拶との違い
中締めは「会の一区切りをつける挨拶」であり、締めは「完全に終了を告げる挨拶」です。
ビジネスの懇親会や歓送迎会では、全員がまだ残っている場合は中締めが選ばれることが多いです。
最後まで参加できない人を気持ちよく送り出す意味があるため、混同せずに使い分けることが大切です。
中締めの挨拶の例文を7シーンで解説
例文をストックしておくことで中締めの挨拶も困ることはなくなるでしょう。
実際にどんな言葉を選ぶかによって、場の印象や自分への評価が大きく変わります。
ここでは「基本」「中堅社員」「新入社員」「女性」「歓送迎会」「懇親会」「ユーモア」など、シーンや立場に応じた具体例を紹介します。
基本的な挨拶
ご紹介いただきました○○です。
本日は皆さまと有意義な時間を過ごせたことを嬉しく思います。
この会を機に、明日からの業務にも一層励んでまいりましょう。
それでは、○○の発展を祈念して、中締めとさせていただきます。
よぉーっ!
基本的な型として、シンプルに懇親会の振り返りと今後への前向きな一言を添えることがポイントです。
長くならず、誰が話しても自然に聞こえる内容になっています。
中堅社員向け
ただいまご紹介いただきました、○○部の○○です。
本日は普段接点の少ない方々と交流ができ、大変有意義な時間となりました。
この経験を次のプロジェクトや業務に活かし、より良い成果を出していきたいと思います。
それでは、○○のさらなる発展を祈念して、締めさせていただきます。
よぉーっ!
中堅社員の場合は、自分の役割や責任を踏まえた前向きな言葉を盛り込むと、周囲からの信頼感が増します。
新入社員向け
○○部の新入社員、○○と申します。
本日は先輩方と交流する機会をいただき、とても勉強になりました。
これから一日も早く戦力となれるよう努力してまいります。
最後に、○○の発展と皆さまのご活躍を祈念して、中締めといたします。
よぉーっ!
新入社員は「学び」や「成長意欲」を伝えるのが効果的です。謙虚さと前向きさを表すことで、好印象を残せます。
女性向け
○○部の○○です。
本日は皆さまとリラックスした雰囲気の中で交流でき、とても有意義な時間となりました。
これからもチームワークを大切にしながら、一緒に成長していきたいと思います。
それでは、○○の発展を祈念して、ここで中締めとさせていただきます。
よぉーっ!
女性が話す場合も特別な違いは必要ありませんが、柔らかい言葉選びや温かみのある表現を取り入れると場が和みます。
歓送迎会で使える挨拶
○○部の○○です。
本日は送る方・迎える方を囲んで、心温まる時間を過ごせました。
これから新たな環境での活躍を祈念するとともに、今後も互いに切磋琢磨していければと思います。
それでは、○○のさらなる発展と皆さまのご健勝を祈念し、中締めとさせていただきます。
よぉーっ!
歓送迎会では「労い」と「激励」を盛り込むのが定番です。
場全体が前向きになれる一言を加えると好印象です。
懇親会で使える挨拶
○○部の○○です。
本日は活発な交流を通じて、部署や役職を超えたつながりを深められたことを嬉しく思います。
この雰囲気を明日からの業務にも生かしていきましょう。
それでは、○○の発展を祈念して中締めといたします。
よぉーっ!
懇親会では「交流」「親睦」といったキーワードを使い、全員の一体感を強調するのがポイントです。
面白さやユーモアを交えた挨拶
○○部の○○です。
今日は仕事を忘れて楽しく交流できましたね。
ここで一言、短い挨拶で締めたいと思います。
“挨拶は短いほど愛される”そうなので(笑)。
それでは、○○のますますの発展を祈念し、中締めといたします。
よぉーっ!
ユーモアを交える場合は、長くならないことが大切です。
軽く笑いを取ってから締めることで、場が和やかになり好印象を残せます。
急に頼まれたとき
「本日はありがとうございました。
有意義な時間となりましたので、この後も引き続き交流を深めていただければと思います。」
どうしても時間がない場合は、次の一文構成でも十分です。
- 感謝
- 今日の一言まとめ
- 次につなげる言葉
上記構成を意識してシンプルに考えてみましょう。
中締めの挨拶に続けて添える例文
中締めの後には「締め」や「一丁締め」へと続くケースが多いため、合わせて知っておくことが重要です。
結論から言うと、流れを途切れさせず、場を気持ちよく締めることがマナーとして求められます。
ここでは、一丁締めや締めの挨拶に使える例文と、その際に気をつけたいポイントを紹介します。
一丁締めの場合
それでは皆さまの更なるご健勝とご活躍を祈念しまして、一丁締めで締めたいと思います。
ご唱和をお願いいたします。
スマートに一丁締めへ移行できる表現です。
締めの場合
本日の会はこれをもちましてお開きとさせていただきます。
ご参加いただいた皆さまに厚く御礼申し上げます。
きっちりと場を終えるときに適したフレーズです。
中締めの挨拶のポイント
ビジネスシーンで中締めを任されたときに重要なのは「短く、分かりやすく、前向きにまとめる」ことです。
会の流れを止めずに、場をスムーズに進めることが求められます。
ここからは、実際に例文を使う前に知っておきたい、長さや表現選びのポイントを解説します。
長くしすぎない
中締めの挨拶は1分程度で終えるのが適切です。

短く簡潔であるほど聞き手に好印象を与え、場を引き締める効果が高まります。
冗長な言葉を避け、感謝・まとめ・エールの3点に絞りましょう。
参加者の顔ぶれで変える
中締めの内容は、参加者の構成によって微調整すると失敗しにくくなります。
・上司や役員が多い場合
→ 丁寧さと簡潔さを重視。ユーモアは控えめに。
・若手中心の懇親会
→ 前向きな一言や軽い笑いがあると場が和みやすい。
・社外の取引先がいる場合
→ 内輪ネタを避け、感謝と今後の関係性に触れる。
中締めの挨拶でやってしまいがちなNG
中締めでよくある失敗として、次のようなケースがあります。
- 話が長く、二次会の流れを止めてしまう
- 内輪ネタが多く、一部の人だけが分かる内容になっている
- 「締め」と混同し、完全終了のような挨拶をしてしまう
特に注意したいのが「長さ」です。
中締めは目立つ場ではなく、「次に進むための合図」であることを意識しましょう。

中締めは「いい話」をする場ではなく、「場を整える役割」です。
中締めの挨拶を成功させるコツ
中締めを成功させるには「時間」「話し方」「ユーモアの使い方」を押さえておくことが欠かせません。
どんなに準備をしても、実際の場では想定外の状況が起こるものです。
ここでは、スピーチの時間配分や表現上の注意点、さらに急に任されたときの対応法をまとめていきます。
時間と話し方を意識する
中締めの挨拶は1分以内、長くても2分以内が理想です。
はっきりとした声で簡潔に話すことで、聞き手に安心感を与えられます。
だらだら続けると場の空気が緩んでしまうので注意が必要です。
ユーモアを適度に取り入れる
ユーモアは「場の雰囲気を和ませる」効果がありますが、行き過ぎると失礼に映ることもあります。
会社や参加者の雰囲気を見て使い分けることが大切です。
特に上司や取引先がいる場では控えめな表現が無難です。
中締めを急に頼まれたときは?
急に中締めを頼まれても焦らず「感謝・振り返り・今後への一言」の3要素を押さえれば十分です。
長く話そうとせず、30秒から1分以内で簡潔にまとめることがポイントです。
例えば「本日は貴重な時間をいただきありがとうございました。今後の業務に活かしてまいります」といった一言でも場はきれいに収まります。

大切なのは完璧さよりも、その場を気持ちよく締める姿勢です
短い一言でも誠意があれば場は締まります。普段から簡単な例文をいくつか頭に入れておくと安心です。
まとめ
中締めの挨拶は、短く簡潔に場を締めることで、相手への印象や信頼感を高められます。
例文をいくつかストックしておくことで、どんな場面でも落ち着いて対応できます。
さらに、目的やマナーを意識すれば、社会人として恥をかかずに振る舞うことができます。
ぜひ今回の例文とポイントを参考に、次の懇親会や歓送迎会で実践してみてください。

