振り込みましたのメールの例文集 | 敬語表現や件名はどうするべき?

「振り込みましたの連絡をどう書けばいいのかわからない」
「ビジネス相手にも失礼にならないメール文を送りたい」
と、振込後のメールの文面で悩んでいませんか。
- 件名はどのようににすればいい?
- 「振り込みました」は敬語?
- 法人や個人など、相手によって表現は変えるべき?
振り込みましたのメールは、金銭に関わる大切な連絡です。
伝え方や金額を間違えると、相手に不信感を与える恐れもあります。
一方で、ポイントを押さえて正しく送れば、信頼感や印象を高めることができます。
この記事では、ビジネス・個人問わず使える「振り込みました」メールの例文を多数紹介しながら、書き方の基本構成・マナー・トラブル時の対応例まで詳しく解説します。
振り込みましたのメールの書き方とポイント
振り込み完了のメールは、ビジネス・個人を問わず、「いつ・いくら・どこに」振り込んだかを明確に伝えることが最も重要です。
そのうえで、相手に安心感や信頼を与える表現を取り入れることがポイントになります。
書き方の基本構成
振り込みメールは以下の構成を意識すると、過不足なく伝えられます。
- 宛名・挨拶
- 振込完了の報告(結論)
- 振込内容の詳細
- 確認依頼や連絡事項
- 締めの言葉・署名
例文
件名:お振込完了のご連絡
本文:
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。株式会社△△の□□です。
本日、貴社ご指定の口座へ下記の通りお振込いたしましたのでご連絡申し上げます。
■振込日:2025年8月6日
■金額:¥100,000
■振込先口座:〇〇銀行△△支店(口座番号:××××××)
ご確認のほど、よろしくお願い申し上げます。
書くときのポイント
振り込みましたのメールを書く時のポイントは以下になります。
- 振込内容は明確に記載する
- 結論から述べて相手に手間をかけさせない
- 丁寧な言葉遣いを心がける
- 件名で内容がわかるようにする
「本日、振込いたしました」など、最初に伝えたい要点を述べることで、読み手のストレスを減らせます。
特に振込金額の入力ミスはトラブルの元になるため、相手に確認しやすいように明記しましょう。
取引相手や上司には、「お振込いたしました」「振り込ませていただきました」など、適切な敬語を使ってください。
件名は「お振込のご連絡」や「〇月分お支払い完了のお知らせ」など、迷惑メールと見間違われないよう、開封前にメールの目的が分かる表現にします。
【基本パターン】振り込みましたのメールの例文
振込完了を知らせるメールでは、事実を簡潔かつ丁寧に伝えることが基本です。
特にビジネスシーンでは、相手に安心感を与えることが大切です。
振り込み先を指定された場合
振込先を相手に指定された場合、その点を明記することで確認の手間を省けます。
例文
件名:ご指定口座へのお振込完了について
本文:
〇〇様
お世話になっております。〇〇会社の□□です。
ご指定いただきました口座へ、本日お振込いたしました。内容は以下の通りです。
■振込金額:¥75,000
■振込日:2025年8月6日
■振込先口座:ご指定の〇〇銀行△△支店
お手数ですが、ご確認のほどお願いいたします。
相手の確認がまだの場合
確認依頼を含めた表現にすることで、相手のアクションを促す効果があります。
例文
件名:お振込の完了とご確認のお願い
本文:
〇〇様
いつもお世話になっております。
下記内容にてお振込を完了いたしましたので、ご確認いただけますと幸いです。
■振込金額:¥120,000
■振込日:2025年8月6日
■振込先:〇〇銀行△△支店
何か不明な点などございましたら、お知らせください。
定期的な取引先へ送る場合
定期的な取引先には、形式を簡潔にしたうえで、信頼感を保つ丁寧な文面が適しています。
例文
件名:〇月分のお振込完了について
本文:
〇〇様
お世話になっております。
本日、〇月分のお支払いとして¥150,000を貴社口座へお振込いたしました。
引き続き、よろしくお願いいたします。
【法人・個人宛】振り込みましたのメールの例文
法人・個人で言葉遣いや敬語のトーンを調整することで、より適切な印象を与えることができます。
法人宛に送る場合
例文
件名:お振込のご報告
本文:
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。〇〇株式会社の□□です。
下記の通り、お支払い金額をお振込いたしましたのでご確認ください。
■振込金額:¥200,000
■振込日:2025年8月6日
■振込先口座:〇〇銀行△△支店
今後ともよろしくお願い申し上げます。
個人宛に送る場合
例文
件名:お振込のご連絡
本文:
〇〇様
お世話になっております。〇〇です。
ご指定の口座に、本日¥25,000をお振込いたしました。
ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
報酬・清算など個人間の場合
例文
件名:清算金のお振込完了について
本文:
〇〇さん
先日はありがとうございました。
以下の内容で清算金をお振込いたしましたので、ご確認ください。
■金額:¥8,500
■振込日:2025年8月6日
■振込先:ご指定口座
何か不明な点があればお知らせください。
振り込みましたのメールの件名に表現はある?
メールの件名も、相手に内容が伝わるよう工夫することが大切です。
特にビジネスシーンでは、件名でメールの目的が一目で分かるようにすると、相手に安心感を与えることができます。
無機質な表現や不明瞭な件名は、開封率を下げる原因にもなるため注意が必要です。
件名のバリエーション
- お振込完了のご報告
- ご請求分のお支払いについて
- 〇月分お支払い済みのご連絡
- ご指定口座へのお振込完了のお知らせ
迷惑メールと誤解されない工夫
スパムと誤解されないためには、「振込」「確認」「お知らせ」など具体的な言葉を含めるのが効果的です。
- 【お振込済】〇〇分のお支払いについて
- 【ご確認ください】お振込完了のご連絡
- 振込が完了いたしました(〇〇株式会社)
振り込みましたのメールに返信する例文
受信側としても、返信によって相手への感謝や確認の意思を示すことができます。
入金確認後に送る場合
例文
件名:ご入金の確認と御礼
本文:
〇〇様
お世話になっております。〇〇です。
このたびはご入金いただき、誠にありがとうございます。確かに¥100,000の入金を確認いたしました。
引き続き、よろしくお願いいたします。
シンプルに送る場合
例文
件名:ご入金ありがとうございます
本文:
〇〇様
ご連絡いただきありがとうございます。ご入金、確かに確認いたしました。
今後ともよろしくお願いいたします。
振り込みましたは敬語表現?
「いたしました」は謙譲語で、「振り込みました」より丁寧な表現です。
ビジネスでも問題なく使用できますが、より丁寧にするには「お振込いたしました」「振り込ませていただきました」が適切です。
自然な敬語メール
例文
件名:お振込のご報告
本文:
〇〇様
お世話になっております。
本日、ご請求いただきました件につきまして、お振込いたしました。何卒ご確認のほど、よろしくお願い申し上げます。
振り込ませていただきましたの場合
例文
件名:お振込完了のご連絡
本文:
〇〇様
いつもお世話になっております。
本日、〇〇の件につきまして、振り込ませていただきました。ご確認いただけますと幸いです。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
振り込みましたのメールに添えると好印象な一文
メール文に少し添えるだけで、相手に配慮が伝わります。
相手への配慮が伝わる一文
- ご確認のうえ、ご不明点があればお知らせください。
- お忙しいところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。
- 今後とも変わらぬお付き合いを賜りますようお願い申し上げます。
安心感を与える一文
- ご安心いただけるよう、完了後すぐにご連絡いたしました。
- 今後も迅速に対応してまいります。
- 何かございましたら、遠慮なくお申し付けください。
振込ミスや返信がない場合の例文
ミスや返信がない場合には、丁寧な表現で状況を説明・確認しましょう。
振込先や金額の間違いに気づいた場合
例文
件名:振込内容に関するご報告とお詫び
本文:
〇〇様
お世話になっております。
先ほどお振込した金額に誤りがございました。正しくは¥〇〇〇ですが、¥×××をお振込してしまいました。
大変申し訳ございません。早急に対応させていただきますので、取り急ぎご報告申し上げます。
確認返信が来ない場合
例文
件名:お振込のご確認のお願い(再送)
本文:
〇〇様
お世話になっております。〇〇です。
先日ご連絡いたしましたお振込の件について、念のため再度ご連絡申し上げます。
ご確認のほど、よろしくお願いいたします。ご多忙のところ恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。
振り込みましたのメールの例文まとめ
振り込み完了を伝えるメールは、金銭に関わる大切な連絡手段です。
ビジネスでも個人間でも、誤解のない正確な情報と丁寧な対応が、信頼関係の維持に欠かせません。
相手に安心してもらえるよう、金額や日付、振込先の確認を徹底し、適切な表現で連絡を行いましょう。